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カットについて パーマ編

パーマが思ったようにかからない。
すぐとれてしまう。
毛先に強くかかってしまう。
かからないから、強い薬が必要だ。
 あなたは、当てはまりませんか?
パーマのためのカット を知っていますか?
それがわかると、パーマが楽しくなりますよ。
Sカール-1.jpg
多くの美容師さんが
アイロンやホットカーラーを
巻いたことがあるでしょう。

アイロンの場合
きれいにカールをつけるために
ほどほどのスライス(厚み)をとって
巻くと思います。

ホットカーラーで
毛先から巻き込む場合
クルクル巻いていくと
根元にはカールがつきません。
髪の毛が重なったからです

こういうことが
パーマのためのカットに
必要な体験です。
2-ページ-1.jpg
電話帳のような形が
ブラントカットのみした状態です。
毛先だけギザギザのカットも
同じ状態です。

こういうカットのまま
毛先から巻き込んでいく。
先のホットカーラーの場合と
同じです。
根元にはかかりにくいです。
このケースの場合、かかっても
すぐとれてしまいます。

こういうパターンの仕事を
する人は、必要以上に
薬のパワーを欲しがります。
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直感的なイメージで
毛束の先が三角にとがっている図と
四角形の図で
どちらがしなやかに曲がるでしょう?
三角が正解です。

重要なことはパーマを出したい場所が
しなやかに曲がりやすいかどうかです。
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分厚いまま毛先から巻き込んだ場合
弾力で戻ろうとします。
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やわらかさを作ってから巻いた場合
巻き込み易い弾力です。
しかし、毛先から巻き込もうとすると
巻きにくいかもしれません。
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そこで必要な巻き方が
ロットにリボンを巻きつけるような
巻き方になるのです。
私は根元巻きと言っています。
中間巻きという場合もあるでしょう。

この巻き方は、
どこからパーマを出したいかを
コントロールしやすいです。
工夫とアイデアで応用が
たくさんできます。
レッツトライ p(*^-^*)q
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このイラストが示すように、
パーマがかかる
パーマを活かせる
カットは 三角形の毛束なのです。