カットについて パーマ編
パーマが思ったようにかからない。
すぐとれてしまう。
毛先に強くかかってしまう。
かからないから、強い薬が必要だ。
あなたは、当てはまりませんか?
パーマのためのカット を知っていますか?
それがわかると、パーマが楽しくなりますよ。
多くの美容師さんが
アイロンやホットカーラーを
巻いたことがあるでしょう。
アイロンの場合
きれいにカールをつけるために
ほどほどのスライス(厚み)をとって
巻くと思います。
ホットカーラーで
毛先から巻き込む場合
クルクル巻いていくと
根元にはカールがつきません。
髪の毛が重なったからです
こういうことが
パーマのためのカットに
必要な体験です。
電話帳のような形が
ブラントカットのみした状態です。
毛先だけギザギザのカットも
同じ状態です。
こういうカットのまま
毛先から巻き込んでいく。
先のホットカーラーの場合と
同じです。
根元にはかかりにくいです。
このケースの場合、かかっても
すぐとれてしまいます。
こういうパターンの仕事を
する人は、必要以上に
薬のパワーを欲しがります。
直感的なイメージで
毛束の先が三角にとがっている図と
四角形の図で
どちらがしなやかに曲がるでしょう?
三角が正解です。
重要なことはパーマを出したい場所が
しなやかに曲がりやすいかどうかです。
分厚いまま毛先から巻き込んだ場合
弾力で戻ろうとします。
やわらかさを作ってから巻いた場合
巻き込み易い弾力です。
しかし、毛先から巻き込もうとすると
巻きにくいかもしれません。
そこで必要な巻き方が
ロットにリボンを巻きつけるような
巻き方になるのです。
私は根元巻きと言っています。
中間巻きという場合もあるでしょう。
この巻き方は、
どこからパーマを出したいかを
コントロールしやすいです。
工夫とアイデアで応用が
たくさんできます。
レッツトライ p(*^-^*)q
このイラストが示すように、
パーマがかかる
パーマを活かせる
カットは 三角形の毛束なのです。